影響力に関するお話

自分が誰かにしていることが、どれだけ影響があるのか、皆さんは考えたことがありますか?

まあ考えすぎて人とうまくコミュニケーションをとれない、なんて人もいると思いますが、今回は影響力に関してのお話になります。

一番わかりやすい例を出しますよ、恋愛です。

例えば、好きな人からちょっとしたメッセージやスタンプが送られてきたとします。

どんな気分になるでしょうね。

相手が好きな人であればあるほど、たとえそれが「おはよう」のスタンプであったとしても、うれしいものです。

逆に、好きな人から連絡がなかったりすると、不安になったり落ち込んだり、元気がなくなったりすることもありますよね。

それが好意であれ、悪意であれ、人は意識を向けた相手からの影響を強く受けます。

親の影響が強いのもそのためなんですよね。

ただ、いかんせん自分が誰に対して影響力を持っているのか、だれから行為や悪意を持たれているのかわからないことのほうが多いわけですよ。

すると、何気なく言った一言で、相手が喜んだり傷ついたりしても、本人は全く自覚がないわけです。

自己価値の低い人などは、自分が好意を持たれているなんてかけらも思っていませんから、なおさらだったりします。

で、相手の何気ない言動や行動で、相手が傷ついたり不安になったりして、距離を開けられてしまうなんてこともあるわけです。

コミュニケーションがうまくできない人のなかには、自分の影響力に過敏に反応してしまったり、他人の影響力に敏感になりすぎてしまって、萎縮してしまったり、引きこもってしまったりすることもあるわけです。

さらに、自己価値が低い人などは「自分が悪い」と思い込み、より人に対して気を使ったり、コミュニケーションそのものを苦手に感じていくわけです。

逆に、この影響力を使って、相手をコントロールし、自分の思いのままにすることも可能なんですよね。

いいか悪いかはともかくとして、そういった使い方もできるわけです。

影響力というのは、何かを成し遂げている、権威がある人などには当然あるわけですが、それ以外のすべての人も、影響力を持っています。

それは誰か一人に対してかもしれません。

それでも、自分の行動ひとつで、相手を幸せにすることも、傷つけることもできるわけです。

ただ、それを恐れては何もできませんからね。

幸せになるために、傷つくことを恐れずに、影響力を強めていく。

恋愛の極意でもありますね。

恋をすると、好きな人の影響力は強くなり、自分が振り回されている感覚になります。

ですが、それこそが、影響力を学び、自分の影響力を知るチャンスにもなるわけです。

影響力を恐れず、傷つくこと、傷つけることを恐れず、チャレンジしてみてくださいませ。

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