子育ての本質は
動画を見ておりまして、その動画の一瞬だけ映った言葉に、私は釘付けになりました。
子育ては
「夫婦育て」と
「自分育て」だ
これは、チームナックスのリーダー、森崎博之さんが、北海道で子育ての講演会をしているときの写真に写っていたものです。
この言葉を見たとき、私はとても森崎さんに同意しました。
よく昔から
子育てに手本なし
という言葉がありますが、なぜ手本がないのかというと、当然子供は皆違うからですよね。
皆それぞれ個性があって、性格が違うわけですから、参考にはなっても、お手本にはなりえないわけです。
実際、スクールでカウンセリングを教えていますと、受講生さんたちは当然学んで成長していくわけですが、同時に講師である私も、受講生から多くのものを学んで、成長していくのを感じます。
子育ても同じで、子供が成長するように、親も親として成長するし、そのためには、夫婦が成長しないといけないわけです。
夫婦仲が悪いと、子供に与える影響はものすごくマイナスですからね。
夫婦仲が悪いのにずっと一緒にいるくらいなら、離婚して片親で育てたほうが、子供の影響はまだいいかもしれない、と感じるときもあるくらいですからね。
もちろんそうなっても、「自分育て」をしなければ、あまり意味はないかもしれませんけどね。
最近、子供を見ていれば、どんな親に育てられたのか、大体想像がつくようになりました。
また、子供の行動によって、夫婦仲もある程度想像できるようになってきましたね。
これは数多くカウンセリングをしてきた成果でもあり、私自身家族を持つことができなかったので、徹底的に周りの家族を観察したからなのでしょうね。
まあ好奇心のたまもの、と言えるでしょうね。
そして、全員ではないのですが、意外と子供に影響を与えるのが祖父母の存在があります。
祖父母とのかかわり方によって、実はそれなりに子供には影響がちゃんと出ているんですよね。
嫁姑問題がある家の子供とかだと、もしかしたら悪い影響を受けているかもしれないなぁ、と感じるわけですよ。
そのあたりの事例は、私自身まだ少ないので、はっきりとしたことは言えないんですけどね。
ま、たとえ子供に多少悪い影響があったとしても、それはいつでも修正が可能ですからね。
あまり神経質にならずに、おおらかに子供さんと接してあげてください。
私も子育て、したかったなぁ・・・。