嫉妬されやすい人の特徴
嫉妬の原理は、皆さんご存知ですか?
嫉妬は、相手のいいところと、自分の悪いところ比較して、相手に勝てない自分にコンプレックスを持ち、相手を羨み、ねたみ、嫉妬していくわけです。
たとえば、bさんがaさんに対して、
Aさんは私がほしいと思っているものをすべて持っている。
私がどれだけ努力しても手に入らなかったものを、全部手に入れている。
となったら、bさんはAさんに嫉妬するかもしれないわけです。
で、嫉妬したBさんは、Aさんに対して、どのような行動をとるのか。
大概、攻撃的、威圧的になったりします。
理不尽なことでからんできたり、Aさんだけを標的にしてダメだししたり、感情的になったりするわけです。
嫉妬の怖いところは、嫉妬している本人が、嫉妬していることに気付いていないことです。
恋愛がらみであれば、嫉妬していることに気付くことがあるかもしれませんが、恋愛以外は、意外と嫉妬心を見落としやすいんですよね。
逆に、特定の人から、いやに感情的になられたり、ダメ出しばかりをされたり、自分だけが叱られてばかり、なんてことがある人は、相手から嫉妬されている可能性があるわけです。
もちろん、必ずしも、というわけではありませんけどね。
嫉妬されやすい人、というのは、実は、自己肯定感や自己価値が低い人、だったりすることが多いです。
まあ、エナジーヴァンパイアにエネルギーを持って行かれてしまう人や、ハラスメントを受けてしまう人も、自己価値や自己肯定感が低い人だったりします。
自己肯定感や自己価値が低い。
実はこれ、メリットがたいしてないんですよね。
デメリットのほうがはるかに多いんですよ。
でも、自己肯定感や自己価値が低い人は、低い状態であるほうが、メリットがあると思っているわけです。
実際には、勘違いしている、というほうが正確でしょうね。
なぜそうなってしまうのかは、2つあるんですよ。
一つは、先天的な理由。
もう一つは、後天的な理由です。
先天的な理由というのは、単純に親が自己肯定感や自己価値が低くて、それをそっくりコピーしてしまったケースになります。
後天的な理由は、生後の生活環境や人間関係など、自分が置かれた周りの環境による影響によって、自己肯定感や自己価値が低くなってしまったケースです。
通常は、この両方が混ざり合っていることが、ほとんどなんですけどね。
先天的な理由と、後天的な理由とでは、問題を扱うときのアプローチが違います。
ですので、誰かがこのやり方でうまくいったから、自分も同じやり方でうまくいく、とは限らないわけです。
たとえるならば、ごま塩のゴマと塩を分ける、みたいな作業が必要なんですよ(笑)
アプローチの方法を知りたい、と思われた方は、ぜひ私のカウンセリングを、ご利用くださいませ。