失敗を怖がってしまう心理
現在、講座の開催はお休みさせていただいております。
まあ、完全に自信をなくしているわけですよ(笑)
どうやら、私が指導をすると、カウンセラーではなく、ヒーラーさんが育ってしまうんですよねぇ。
それはそれでいいわけですが、なぜかみんなクライアント・センタードではなく、マネー・センタードになってしまうわけです。
それはそれで大切なのですが、どうにも困ったものです。
まあどの選択をするのも、受講生さんの自由なわけですが、私自身は、自分の教え方に、やっぱり何か問題があるのだろうなぁ、と感じてしまうわけですよ。
先日、とあるアニメを見ていたときに、このような内容がありました。
スイカ割りをするときに、「そっちじゃない、そっちじゃない」とばかり行ってしまうと、間違えるのが怖くなって萎縮してしまう。
だから「こっちだよ、こっちだよ」と言ってあげる。
以前心理学講座でも「失敗は間違いではない」という話をしていたわけですが、どうしても「失敗=まちがい」と人は思ってしまいますのでね。
失敗=間違いになってしまうと、人は失敗する事を怖がり、そして失敗を認めなくなります。
失敗を認めないためには、誰かに失敗をなすり付けるのが一般的なやり方ですよね。
子供が家にある花びんを壊しましたとします。
親が「誰がやったの?」と怒りながら子供に聞いたら、子供は素直に「僕が割りました」と言うでしょうか?
自分が子供時代を思い出してください。
まず叱られる!と思って、叱られないようにするためにはどうすればいいか、と必死に考えますよね。
で、考えたあげくに、誰かのせいにするか、あきらめて自首するか、知らんぷりを決め込むかのどれかを選択しますよね。
それくらい、人は失敗を恐れてしまうわけです。
というより、失敗が怖いのではなく、「叱られる」のが怖いんですよね。
人は怒られると「怒られた」事が記憶に残り、何について怒られたかは記憶に残らなかったりします。
叱り方は、本にもなるくらい、現代社会においては難しく、そして重要な事になっています。
でも、基本は「愛をもって叱る」だけの事なんですけどね。
叱られた側が「愛されている」事を実感できればこそ、なわけですが、実感できていなければ、それは叱る側とのコミュニケーションが足りていない証拠でもあります。
ちゃんとコミュニケーションをとって、初めて「叱る」ことに効果が出てくるんですよね。
コミュニケーションは、生きていく上での基本中の基本です。
基本をおろそかにすると、後々大変なのは、仕事でもスポーツでも同じですよね。
基本をしっかりと、学んでいきましょうね。
私もまだまだ、勉強中ですから(笑)