人間力の高さ
という記事がありました。
この記事に寄りますと、成功者が付き合う人間を決める基準となるのは、「仕事ができるか」「この人といて自分の得になるか」という部分ではなく、「一緒にいて心地いいか」という感覚的な部分なのだそうです。
つまり、仕事のスキルではなく、雰囲気やバックボーン、価値観が自分と似ているか、共通言語、共通体験を持っているかということのほうを重視するのだとか。
言い換えれば、一度「付き合う」と決めたら、一生付き合うつもりでいる、という事になるわけです。
実はこのお話、三線の師匠を見ていたらよくわかります。
師匠の人付き合いですが、師匠から人を切る、ということはまずないわけです。
相手が師匠を切って離れていく。
師匠の言葉に
来るもの拒まず
去る者追わず
去ったもの受け入れず
というのがあるわけです。
ビジネスの成功者って、すごく人間関係にドライな印象があるわけですが、どちらかと言うとドライというより、厳しいだけなんですよね。
絶対に見捨てるような事はしないし、失敗も許容できる。
そして、最後まで相手を信じた事に責任を持つ。
これが本当の成功者であり、リーダーなのでしょうね。
言葉どおりの「人間関係を切り捨てる」人って、結局社会的な成功はおさめられても、こころは孤独な人になるのでしょうね。
心が豊かな成功者になるのか
それとも、孤独な成功者になるのか
孤独な成功者を成功者と呼べるか、というと正直疑問ではありますが、結果として成功者というのは、本人が持っている人間としての魅力であり、また相手の人間としての魅力を見抜く力なのかもしれませんね。
だとしたら、人生の成功者になりたかったら、人間力を磨く事が最も重要という事になりますねぇ。
人間力というのは、相手に心地よさを与えられるかどうか、という基準でいいでしょうね。
また、多様な価値観であったり、たくさんの経験がある事、人生のバックボーンが大きい事も関係してくるのでしょうね。
言い換えれば、自分にたくさんお経験をさせて、たくさん人生を学ばせた人というのが、人間力が高い人なのかもしれません。
さて、あなたは人間力が高いほうですか?