人と共感できない人の心理
という記事がありました。
正直者は馬鹿を見る
ということわざがあるように、タイトルだけを見たらうそつきのほうが年収が高い感じがしますよね。
結論から言えば、うそつきは一時的な収入としては明らかに正直者より多くなりますが、長い目で見た場合には、自分が付いた嘘によって収入が下がるんだそうです。
理由は、嘘をつく人って、共感能力が下がるんだそうです。
人と共感できない
ということは、相手の気持ちに立ってとか、思いやるとか、そういうことができなくなるわけですね。
そうすると、周りに対して非常に冷たい態度をとるようにふるまったりしても、悪いなんて思わないわけですよ。
まるでどこかの会社の社長の話をしているようですなぁ(笑)
共感能力が下がると、人間関係がうまくいかなくなったり、体調を崩しやすくなったりと、お金以上に人の幸せや健康を左右するんだそうです。
確かに、娘ちゃんを見ているとよくわかります。
実の父親が遊びに来て、帰った数日後に必ず体調を崩して入院します。
必ずですよ(笑)
それだけ、父親の愛情に飢えているんですよねぇ。
また、共感応力が高い人は、年収も高くなるんだそうですよ。
で、心理学では、よく「こころの豊かさ」という話をします。
どれだけお金を稼いでいても、心が豊かでないと、どこかにさみしさや飢餓感、満足できない気持ちや不安などがあって、幸せを感じられにくいわけです。
一方、たとえお金があまりなくても、心が豊かであれば、今を幸せに感じられることはたくさんあるわけです。
嘘をつく、というのは、この心の豊かさに反します。
こころが豊かな人って、まず嘘をつきません。
なぜなら、嘘をつく理由がないからです。
嘘をつくということは、そこには自分にとっての利害関係があったり、回避行動や責任転嫁が生じているわけです。
それって、こころの豊かな人がする行動ではないわけです。
こころが豊かな人って、人に豊かさを分け与えることを惜しみません。
そういう人になることができたら、廻りからも慕われたりかわいがられたりしますし、困った時には助けてくれるわけです。
嘘をついてその場をしのいでも、そのつけは必ず払わされることになる。
嘘をつくなら、それくらいの覚悟をしてください。
ということは忘れないでくださいね。