リーダーシップのタイプについて
リーダーシップの種類については、以前も心理学講座でお話したことがありますが、最近この手の話をしましたので、ちょこっとおさらいしたいと思います。
前回の心理学講座の時と、内容が少し変わっているかもしれませんが、まあそれは書いている私が変わったということで(笑)ご勘弁くださいませ。
プッシュ型
「俺について来い!」という、昔ながらのリーダーシップ。
ほとんどの方が、リーダーシップと言えばこの形を思い浮かべるというくらい、定番の形です。
プル型
「責任は俺がとる。お前たちの好きにやれ」なんて、後ろでどっしり構えてくれているタイプ。
皆の長所を認め、引き出し、フォローし、バックアップする。
プル型と違い、決して前面に立つことはないですが、周りからの信頼はプル型よりも厚くなります。
トゥギャザー型
仲間のように、友人のように、家族のように、同じ目線で一緒に支えあい、助け合い、周りをまとめていく。
プッシュ型と違うのは、プッシュ型は全体から一歩引いているのに対して、トゥギャザー型は、周りと同じ位置に立って、一緒に動くこと。
神輿型
本人は取り立てて実力とかないのに、みんなから慕われて、自然とみんなのまとめ役になっていく。
本人に神輿を担ぐ力はないが、担がれて初めて、周りの人たちが力を発揮する。
頼りないから私が支えてやるしかないか。
みたいな感じで、自然と手を貸したくなるリーダーシップ。
プッシュ型との違いは、プッシュ型はどちらかと言えば後方から全体を見ている感じだが、神輿型は周りから見られることによって、全体を一つにまとめていく。
カバディ型
カバディというスポーツの通り、一丸となって行動する。
何よりもチームワークが大切で、周りの信頼がリーダーシップを作っていく。
ま、こんな感じで、リーダーシップにはいろんな型があるということでね。
自分に合った型や、自分が得意とする型がそれぞれありますので、自分をよく理解してから、リーダーシップのタイプを選んでくださいね。