ダークトライアド その3 良きリーダーの条件
メンタリストDAIGoさんの動画に「いつか裏切る人を見ぬく」というのがありました。
動画を見てみると、以前お話した「ダークトライアド」のお話の続きみたいになっておりまして、とにかくこういう人に気をつけろ、ということでした。
動画では、隠れた攻撃性(カバートアグレッション)についてお話があり、自分ファーストか他人ファーストか、つまり、自分優先か他人優先かで見分けるそうです。
ダークトライアドは、以前お話したように、
ナルシスト
サイコパス
マキャベリスト
これにサディストを加えたもので、こういう人たちって、必ずしも悪い人たちではないんですよ。
なぜなら、こういう人たちの能力って、経営者とか社長とか、リーダーに向いていますからね。
で、その人がいいか悪いかというのは、自分本位か他人本位か、この違いだけで、距離をとって付き合うべきか、関わりあわないほうがいいか分かれるんだそうです。
以前心理学講座で、私が書いた二人の師匠のお話そのものでしたね。
例えば、大を助けるために小を切り捨てる、これができる人って、ダークトライアドなんです。
100人を助けるために、一人を排除する。
いいか悪いかは別にして、こういった選択ができるのが、ダークトライアドと言えるわけです。
しかし、自分を助けるために、100人を切り捨てる。
他人の権利や感情を踏みにじってでも、自分が優先される。
これはどうですか?
付き合ってはいけないダークトライアドって、後者のような人、ということになります。
簡単に言えば、Win-Winな関係性が作れない人はだめだ、となるわけです。
私はこのダークトライアドな人を目の当たりにしましたので、この2年で実践済みですからね(笑)
これは単純にリーダーとか、社長とかそういう人たちだけのことを言っているのではないですよ。
家庭環境でも同じことが言えるわけです。
自分本位な夫や妻が、家族の気持ちや感情をないがしろにして、自分を優先してしまえば、当然家庭は簡単に壊れていきますからね。
個人的には、多少自分本位なところって、あっていいんですよ。
誰だって自分がかわいいですから。
でも、行き過ぎた自分本位は、ただの害悪でしかない、ということです。
良きリーダーであるためには、よき人間であるためには、自分本位だけになってはいけない、ということを、肝に銘じておいてくださいね。