カウンセリング事例
さて、今回はカウンセリング事例です。
2回にわたってお話しした「論理的」についてとも関係があります。
Aさんという実家ぐらしのシングルマザーが、子供(2歳半)を保育所に預けようと考えたんです。
しかし、子供は発達障害の診断を受けていました。
そこでAさんは、そういった子供たちを引き受けている施設の人に話をするために、アポイントを取ったんです。
そしたら、彼女の母親が「そんな施設に孫を通わせるのは嫌だ」と言い出したらしく、知り合いの元幼稚園の先生で、Aさんの恩師の方(70代)に電話をしたそうです。
そしたら、Aさんの母親も父親も恩師の方に電話で怒鳴られて、翌々日家に突入してきたんです。
そしてAさんは、恩師の方に、ボロクソ言われることになるわけです。
実はAさん、再婚することが決まっていて、そのための準備もしていました。
そのことも含めて、恩師は
あなたは子供が成人するまで独身でいなさい
結婚なんかせずに、仕事を見つけて働きなさい
そして、一生親の面倒を見なさい
Aさんの話なんて何一つ聞こうとしない。
Aさんは怒りのあまり泣いてしまったわけですが、恩師は
そうやって泣いていればいいのよ。私の言っていることが正しかったってそのうちわかるから。
などといったそうです。
その後、恩師が子供を連れて外食に出たそうなのですが、恩師の手に負えなかったそうで、子供からも警戒されてしまったそうです。
さてみなさん、この恩師の先生、どう思います。
まあ、一言で言ってしまえば「老害」ですよね。
本人はAさんのことを思って、論理的なことを言っているつもりなんでしょうが、まあ全く論理的でないし、このおばさんの主観で、全てが決めつけられていますからね。
しかし、子供は本当にすごいですよ。
ダメな人を、直感で見抜くみたいですからね。
さて、こういった老害に対する対応法は
関わらないのが一番
ということです。
なかなか難しいことではありますけどね。
さて、カウンセラーの皆さんは、どのようなカウンセリングをするのでしょうねぇ。