なぜ私は愛されないの? ~恋愛の落とし穴~ その1
なぜ私は恋愛がうまくいかないのだろう。
なぜ私は恋人ができないのだろう。
なぜ私は彼に嫌われたのだろう。
そう考えている人はいませんか?
このようなお悩みを抱えている人にほんの少し「ポイント」をお話できればと思い、この企画を考案してみました。
題して
「なぜ私は愛されないの? ~恋愛の落とし穴~」
です。
恋愛がうまくいかない皆様への参考にちょっぴりなることができればいいかな、と感じております。
恋愛問題のカウンセリングなどをしておりますと、恋愛がうまくいかない、パートナーが見つからない等の理由の中でよく耳にするのが「私に悪いところがある(あった)から」というお言葉でした。
人は何か問題が起きたとき、原因が何なのかを考えます。
これは誰でもすることですから、原因を探すこと事態に問題があるわけではありません。
実際問題がわかって対応をとることができれば、関係が改善される可能性は高くなるでしょう。
それでも恋人ができなかったり、彼との関係がうまくいかないときって、ありませんか?
実はここに、問題の落とし穴があるんですよ。
たとえば、自分が「私のここが問題なんだ」とか「彼のこんなところに問題がある」と思っていたとします。
しかし、もしそこで考えた原因が間違っていたとしたら、状況は改善されるでしょうか?
例えるなら、すき焼きを作っていて味見をしたら、なぜか塩辛い味がしたとします。
原因がしょうゆの入れすぎなんだと砂糖を加えていきます。
それでも塩辛い味は変わらないとします。
そうすると、原因はしょうゆではなくて、砂糖にあるのではないかと考えてもいいですよね。
たぶんこの場合、砂糖と思い込んでいた調味料が塩だった、ということになるのでしょう。
この話は、実際友人が本当にやってしまったミスで、かなり高級な神戸牛を塩としょうゆで煮込んでしまって、パーティーが台無しになったことがあるんですよね。
実は原因って、当の本人ではわかりにくいんですよね。
まあそもそも原因がわかれば問題はすぐ解消されるわけですから。
最大の問題は、自分が抱えている問題に気がついていない、もしくは勘違いをしている、ということなんです。
そこで私からの提案なんですよ。
このわかりにくい自分の問題を、ちょっとだけわかりやすくする秘訣をお教えしようではないか、と考えたわけです。
ポイントは、自分では気がついていない自分を見つけやすくしていくことですので、その見つけ方と、それが男性にどのような影響を与えているのかを解説しながらこのコーナーを勧めていきたいと思います。
最後に、次回に関係する課題を出しますので、興味がある方はチャレンジしてみてくださいね。
では、今回の課題です。
普段、自分はどのような表情をしていますか?
食事をしているとき、仕事をしているとき、彼と会っているとき、合コンをしているとき、親と会話しているとき、友人といるとき、悔しいとき、孤独を感じているとき、緊張しているときなど、そのときの状況に応じて、いろんな表情をしていると思います。
こんなときに、こんな顔をしている。
ちょっとだけ、自分の顔を鏡で見てみてくださいね。
※この講座は、2011年07月02日に掲載されたコラムを、加筆修正したものです。