さみしいと感じる心理と、その克服法
さみしいと感じるとき、人は何を求めているのでしょう?
そもそも、心がつながりを感じられなくなった時、人はさみしさを感じます。
それは、特定の誰かかもしれませんし、不特定のみんなかもしれない。
多くの場合、つながりたい誰かがいて、その誰かが、このつながりが感じられないからさみしくなる。
そして、そのさみしさを感じたくないから、忙しくしたり、代わりになるもので埋め合わせたり、別の誰かとつながって、自分のさみしさと向き合えずに、逃げてしまうわけです。
さみしさがあまりにも辛く、痛いときは、もちろん逃げてもいいわけです。
しかし、いつまでも逃げ回るわけにはいけません。
いつかは、自分のさみしさと対峙するときが来るわけです。
しかし、向き合うべき時に向き合わないと、一時的な痛みの回避によって、さあ身示唆を克服するチャンスを逃してしまうかもしれないわけです。
さみしさから抜け出す方法は、まず誰かとつながってみることです。
ただし、だれでもいいというわけではありません。
自分にとってプラスになる、背中を押してもらえる、支えてくれる、背中を押してくれる、楽しい気分にさせてくれる、支えてくれる、愛してくれる人とつながります。
さみしさがある、ということは、その間はつながりを感じられないわけですから、つながり方を忘れているだけかもしれません。
免許は持っているけど、10年以上運転していないペーパードライバーみたいな感じですよね。
ですので、リハビリやトレーニングとして、まず安全な人とつながり、人とつながることになれていきます。
そのあとで、徐々につながりを広げていけば、本当につながりたかったものが見えてくるわけです。
この間、どれくらい時間がかかるかは、その人次第、ですね。
数日という人もいれば、数年かかる人だっています。
大切なのは、さみしさは、いくら感じても構いませんので、自分のネガティブな心に負けないことです。
ネガティブな心があるからこそ、「ネガティブに負けてはいけない」という想いが、心そのものを強くしてくれます。
ネガティブを切り離すようにな人は、結果打たれ弱い人になりますからね。
さみしさは、ふっと気が緩んだときに、感じやすくなります。
それは、祭りの後のさみしさに似ているかもしれません。
しかし、そのさみしさを感じるからこそ、未来のつながりを求めたり、つながりを感じられない誰かを支える側になったりと、簡単に言えば、人にやさしくなれるわけです。
その優しさが、なによりも自分の財産になっていくわけですね。
さみしい気持ちがある。
これは、心の中に、大きな財産が眠っていることだと思って見てください。
みなさん、素敵な鉱脈をもっているんですよ。