うそかほんとか!成功する人の共通点2
さて、前回の続きになります。
2エディプス・エレクトラコンプレックスの勝者
エディプス・エレクトラコンプレックスというのは、聞いた事がありますでしょうか?
辞書で調べると
エディプスコンプレックスとは、母親を手に入れようと思い、また父親に対して強い対抗心を抱くという、幼児期においておこる現実の状況に対するアンビバレントな心理の抑圧のことをいう。
エレクトラコンプレックスはエディプスコンプレックスの女児の場合を言い、女児が父親に対して強い独占欲的な愛情を抱き、母親に対して強い対抗意識を燃やす状態を指す[1]。
ウィキペディアより
となるわけですが、このコンプレックスは、全ての人が持っているコンプレックスと私は感じています。
そして、同性の親兄弟と異性の親を取り合い、結果自分が独占できると勝者になり、独占できないと敗者になるわけです。
通常生きている間に、人は勝者と敗者、両方を経験します。
だいたい勝ち負け半々くらいですね。
そうやってバランスをとるわけですが、成功者の多くは、実はエディプス・エレクトラコンプレックスの勝者のパターンが敗者のパターンを上回っているようです。
これはなぜか、と、いろいろ考えてみたところ、
勝者は欲しいものを手に入れるのが容易、もしくは当たり前と思っている。
基本手放しがうまい
勝ちパターンを無意識が知っている
相手が何を望んでいるか、肌で感じる事ができる
愛されているのが当たり前と思っている(無意識が)
などなど、結構いろいろあるようです。
まあエディプス・エレクトラコンプレックスの勝者が、必ずしも成功者になるわけでもありませんが、成功者にはエディプス・エレクトラコンプレックスの勝者パターンがある事もまた、事実かもしれません。
では、エディプス・エレクトラコンプレックスの勝者にも関わらず、成功しない人は、何故なのでしょう?
この場合、自分が持つ勝ちパターンよりも、自己嫌悪の方が強いんですよね。
自己嫌悪が強くなると、自己嫌悪自体がブレーキになるわけです。
で、どれだけいい車に乗っていても、ブレーキをかけたまま車を走らせたら、まあ思い通りには進みませんよね。
そのうち壊れる事だってあるでしょうしね。
言い換えれば、エディプス・エレクトラコンプレックスの勝者パターンを持っている人であれば、自己嫌悪を多少少なくすれば、成功への道筋は見えてくる、という事になるわけです。
しかし、エディプス・エレクトラコンプレックスの敗者でも、成功する人はいます。
この場合、「反骨精神」が、成功の秘訣になります。
単純に行ってしまえば、「怒り」のエネルギーを使うわけです。
怒りのエネルギーは強力ですから、その推進力はすごいものがあります。
ですので、一気に成功まで駆け上がる事もできるわけです。
ただし、この「怒りのエネルギー」を使ったやり方は、すごくリスクが高いわけですよ。
当然怒りを持続し続けなければ行けないし、怒りがつきてしまうと、根本的に自分を変えていかなければいけなくなります。
さらに、当然の事ながら、周りの人に欠ける負担が、とんでもなく大きくなります。
さらにさらに、頑固さや頑さが出てくると、周りの人を傷つけ始めます。
怒りのエネルギーをコントロールする
これは、高速増殖炉を運用するより難しいかもしれませんよ。
さて、自分がエディプス・エレクトラコンプレックスの勝者か敗者か
それは、腕のいいカウンセラーであれば、ちゃんと答えてくれます。
腕のいいカウンセラーさんに、聞いてみてくださいね。