「幸せになるのが怖い」心理
例えば、宝くじで10億円当たったとします。
皆さんは、換金しにいきますでしょうか?
まあ、普通はいきますよね。
少し昔に聞いた話ですが、実は宝くじ1等賞が当たっても、換金しない人がかなりいるそうです。
当たったかどうか確認していない人もいるかもしれませんが、その中には、怖くて換金できない人もいるかもしれませんね。
幸せになりたい。
人は誰だってそう思います。
でも、なかなか幸せになれない、そう感じている人もたくさんいる事でしょう。
これは一つの考え方で、必ずしも全ての人がそうである、というわけではありませんが、幸せを受け取ると、ただ幸せがついてくるわけではありません。
幸せになる、ということは、その幸せに見合った責任を担う、というオプションがついてきます。
例えば、結婚する事を幸せと考えている人は、結婚によって得られる幸せの部分だけを見ているわけです。
しかし、結婚によって、パートナーとの生活や、子供に対する事、その他様々な責任が結婚後に待っているわけです。
仕事でも、給料がたくさんもらえるという事は、その給料に見合った責任ある仕事を任される事になるわけです。
幸せを受け取れない人というのは、この責任から逃げるために、幸せを受け取っていないのかもしれませんね。
でも、幸せになるために努力した事に対して、自分自身が、努力に対する対価を、自分自身に支払ってあげないと、当然バランスは崩れるわけです。
商品を売ったのにお金を払ってくれない。
これと同じ事になってしまうわけです。
幸せを受け取れない人は、責任から逃げている。
カウンセラーとしては、このお話を「リスク」という言い方をするわけです。
夢を叶える
成功する
欲しいものを手に入れる
その他、幸せを受け取るためには、リスクを背負う必要があります。
リスクを会する事ばかりを考えて、結果幸せを遠ざけてしまう。
もったいない話かもしれません。
余談ですが、リスクを背負わずに幸せを受け取った場合、リスクを誰かが肩代わりしている可能性があります。
肩代わりしてくれた人に心当たりがあれば、きちんと感謝しておいてくださいね。