リーダーシップの権威の使い方

感想をいただきました。

中原さんのコラムは、淡々としていてとても読みやすいです

だから、要点がスッと入ってきます(^^)

ありがたく読ませていただいてます!

先日、ある有名な…某著を読んでみたんです

ずっと、読む気にはならなくて、でも新刊が出てたしそんなに売れてんなら良いのかなあと試しに

そしたらまあ、読っみにくい…苦戦しながら読み終えたけど読みにくいから入ってこず、内容ほぼ覚えてなく(´・_・`)

人気の本らしいですが、私にはやっぱりダメでした笑

向き不向きあるな、て感じていてタイムリーな話だったのでコメントさせていただきました

感想ありがとうございます。

まあ、文章というのは、好き嫌いがありますので、どの文章がいいとか、そういう話ではないのですが、私はこの文章を読んで、あることを思い出しました。

まだ私が神戸に住んでいたころですから、12年以上前のことです。

お世話になっていた企画出版会社の社長兼編集長さんから、当時一番売れていた本について、お話を聞かせていただきました。

本の内容は、どちらかといえば自己啓発系に近いお話だったのですが、その方は本について、こういいました。

この本、読んでみたのよ。

そしたら、まあわかりやすく書いてあるの。

読みやすいしね。

でも、中身が何にもないのよね。からっぽっていう感じかな。

読んでも何も残らないし、書いてあることも、たいしたことは書いてない。

でも、読みやすいからわかった気になれるし、できている気になれるのよね。

この本が売れているのがよくわかるわ。

こんな感じのお話だったと思います。

何せ12年以上も前の話ですから、さすがにうろ覚えです(笑)

でも、私の記憶にそれなりの印象が残っている程度のインパクトが、その方の話にあったのでしょうね。

実は、こんなところにもリーダーシップのお話があったりするわけです。

大したことのない話を、さもたいしたことのように表現する。

すると、聞いた人は、すごくいい話を聞いたように感じる。

これ、リーダーシップの権威の使い方なんですよね。

で、じつはほとんどがテクニックさえ覚えれば、誰でもできることでもあります。

わざと難しい言葉を使ったり、難解な表現にすることで、インテリ感を出してみたり、表現を巧みに利用することで、平坦な話に盛り上がりを作ったりできるわけです。

こういった権威の使い方は、昔からあるやり方です。

コールドリーディングのなかにも、こういった要素があったりします。

私なんかは回りくどいのは嫌いですから、要点をまとめて、スパッと、できるだけわかりやすくしようと考えるわけです。

しかし、これでは読み手は権威を感じることはないわけです。

これを、さも大層に、回りくどく、大げさに表現すれば、人を引き付ける文章にすることができるわけです。

私のコラムや心理学講座は、A4の紙2ページ前後で書かれているのですが、これを本一冊にふくらますようなものと考えてみてください。

どれだけ内容を薄めないといけないか(笑)

まるで、私が書く文章がジュースの原液で、感想をくれた方が読んだ本は、ファミレスのドリンクバーのジュースくらいの違いがあるのかもしれませんね。

しかし、最近の本って、そんな感じの本なんですねぇ。

どおりで、すっかり本を読まなくなったわけです。

2017年に読んだ本は、友人から勧められた1冊だけかもしれません。

最近は英語の論文を日本語訳したものばかり読んでます(笑)

元々英語の文章自体が回りくどくて、日本語訳がさらにわかりにくくなり、意味がすっかり理解できなくなったりして、四苦八苦しています(大笑)

私個人としては、シンプルに書いてほしいなぁ、と思いながら、資料とにらみ合いをしております。

回りくどく書くということに対しては、何らかの意図や意味がある。

文章の読みやすさも、それはそれで意味があるのかもしれません。

皆さんは、シンプルな文章と、回りくどい文章と、どちらがお好みですか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です