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6心を成長させるもの、成功に導いていくもの

6心を成長させるもの、成功に導いていくもの 

 

とある事例のお話です。

・起業セミナーで、自分が何をしたいのかを説明したら

「あなたのやりたいことが何一つわからない」と言われた。

本人も、このスタイルに向かないと気づいた。講師も気づいた。

しかし、講師は「ここにいる限り私に従いなさい。」といった。

 

私はこのお話を聞いて、心のバランスが取れている講師ならば

「あなたはここのやり方は合わない。お金を返すから、もう一度探しなさい。」

と言うでしょうね。

 

お金を払って受講生として来ているわけですが、

「来たからには、成功者にします。私の言うことを聞いてください」がいいのか、

「成功者にします、その代わりスタイルが合わない場合はお金を返すので、もう一度自分と向き合ってください。」

という講師か、どっちがいいでしょう?

 

今の世の中の風潮として、現実主義、成果主義が主流を占めています。その現実主義、成果主義になじめず、ドロップアウトしてしまう人も多く、そういった人がカウンセリングを利用する事も多々あるわけです。

でも、自分が現実主義、成果主義になじめない事は、ドロップアウトしてみないとわからないんです。

 

つまり、成功者にはわからない。

失敗の経験がないとムリなんです。

 

最近の起業セミナーの中には、人生で大きな「失敗・喪失」の経験をしている人が、講師として人気がありますし、実際成功しやすくもあります。

痛みや悲しみ、苦しみを乗り越えた人は、現実主義・成果主義と関係なく、心の成長を生活の中で自然と行いますので、バランスのとれた状態になりやすく、成功しやすい状態になります。

 

社会的な成功は、土木工事や建設工事のようなものです。

道の舗装はするけど、それ以外について手を加えようとは思わない。

道そのものや道に付随するもの以外はよくしようと思わないわけです。

なぜなら、目的地に早く着くのが最大目的だからです。

これは良い悪いじゃなくて、目的意識なんですよね。

 

社会的・現実的成功は、例えるならば建物そのものを建設するようなもので、

心の成功は、建物を建てるための基礎工事のようなものです。

 

もちろん、この両方の工事をまとめてできる人もいますが、そういう人は持って生まれた資質があったり、人生経験からそれを使いこなせるようになっているに過ぎないんですよね。

 

もちろん、心を偽装して、建物だけを見栄えよく作るケースはあります。

建物が立派ならいい家だと思いませんか?

でも、どんなにいい家でも、基礎がずさんであれば、災害などがあったときに崩れてしまったりしますよね。

多くの人場合、建物だけを見栄えよくしてもなかなか崩れないのですが、これはなぜかといいますと、基礎の部分を別のもので補っているんです。

家族だったり、友人だったり、趣味だったりね。

会社なら社員が補うわけですし、通常なら妻やこどもが支えているわけです。

成功者と言われている人で、家族や社員の支えなく成功した人はいません。

つまり、社会的成功をしている人は、こころの部分をアウトソーシングしている人が非常に多いわけですよ。

なぜそうなるかは、後半説明いたします。

 

心の成功を目指す人は、基礎を固めるのに異常に力を注ぎます。

それこそ、直下の地震が来ても微動だにしない基礎を作るために、時間の大半を費やすようなものです。

でも、目には見えないし、それで建物がプレハブだったら、だれも「いい家だ」とは思わないでしょうね。

 

実際のお話ですが、阪神大震災の前に、商店街の工事をしたところがあります。

その商店街では、地盤が緩いから「深くくい打ち」をしようという案が出ました。

当然費用がかかるため反対意見もあったらしいのですが、実際には深いくい打ち工事をしたわけです。

結果、阪神大震災が起こったときに、近隣の商店街は多大な被害が出たにもかかわらず、その商店街は被害が少なかったんですよね。

 

一見無駄な事と思う事であっても、長期的視点では必要なものだったりします。

こころの成功を求める人たちは、全てが長期戦です。

10年20年はあたりまえ。その成果は忘れた頃にやってくるわけです。

一方、現実・成果主義は短期で成果を出していきます。

それこそ1年で結果をだすくらいね。

しかし、前述したアウトソーシングがなければ、成功しやすいけど、何かあったら崩れやすいという一面をもつわけです。

 

もちろん、この両方やっている人もいます。

心の部分をある程度してから、現実にシフトしてそれがうまくいく人もいますし、社会的成功を手に入れてから、心を成長させていく人もいます。

どちらがいい悪いではなく、自分に向いているのがどのやりかたなのか、なんですよね。

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