カウンセリングハートを伝えたい、カウンセラー、ヒーラー、セラピストのためのスクール CSS

第4章 残念さんと付き合っていくには

第4章 残念さんと付き合っていくには

 

3逃避型の人との付き合い方

逃避型の人とのおつきあいは、「うしろの逃げ道をふさいでいって、逃げ道を一つにしぼってあげる」ことです。

追い込み漁と同じですね。

 

逃避型の多くの人は、言葉で逃げ道を作ります。

「お金がない」「時間がない」など、ないないづくしなんですよ。

その次に行動の逃げをします。

最初から行動の逃げをする人は、その段階で精神的に追いつめられているんですね。

で、どう対応するかというと、相手に逃げ道を塞いでいる事を悟られないよう、ひとつひとつ逃げ道をつぶして、理由に使えなくしていくわけです。

 

以下のような相談事例があります。

事例①「毒親から逃げたいけど、今高校生。どうしたらいいか?」

事例②「大学4年、就職先が遠いので独り暮らしをしたいと言ったら、ダメといわれ家を出られない」

 

これらの事例のポイントは、「逃げたい」という意識があるけど、「逃げられない」という思い込みがあります。

この場合、対処法としては、「家を出なさい。」が一般的と私は感じますが、

高校生の場合は、高校卒業したら家を出られるように今から準備しなさい。

耐えられない状況であるけど、未来に自分自身の希望を切り開くために今からの準備を始めること。

「親と縁をきる」くらいの覚悟がいる。出来るなら、チャレンジ。

あなたが幸せにならなければ、親のネガティブを証明してしまうことになる。

最大の復讐はあなたが自分の力で幸せになること。

となります。

毒親には「結果を見せるのが一番早い」んですよね。

あなたのやり方以外でも私は幸せになりました!

と結果を見せる事で、毒に影響されない自分になる事で、親のネガティブを否定してあげるわけです。

こうなると、「私は幸せですから、それが何か?」と、親の毒を弾き返せるわけですよ。

逃げ道をきちんと提示して、正しく逃がしてあげると、残念さんにはならないんですよね。

まとめますと

・具体例の提示。未来の方向に希望。

・選択するかどうかは自分次第。選択の余地を与えてあげる。

・精神的にいっぱいいっぱいだと、「相手が変わってくれたら」と考えます。毒親は子供の罪悪感を喚起するのがうまく、その罪悪感をつついてコントロールしてきます。

罪悪感にハマると選択ができなくなりますし、自己価値も下がってしまい、コントロールしやすくなってしまいます。

 

罪悪感を持ってる残念さんは「選べない」という部分で逃げます。

無価値観を持っている残念さんは「責任」「役割」から逃げます。

 

ここで、こんな質問がありました。

Q、「引きこもり」は逃避型なんですか?

A,逃げのパターンとして使っているのではれば、そうです。

引きこもり自体は、コミュニケーションの表現の一つなので、必ずしても全員が逃避ではありません。

ですが、逃避として引きこもることもあるし、引きこもることで「残念」と思われることもあります。

例えば、誰かに対する恨みや復讐心などで引きこもったり、ダメな自分を証明するためだったりと、なにかの「理由」に引きこもりを使っている場合、これは逃げるための手段になってしまうんです。

 

つまり、逃避型の一番典型的な例は「いいわけ」なんです。

 

 

逃避型の残念さんと関わるには、あらかじめ逃げ道を予測しておく必要があります。

予測できないと、逃げ道を塞ぐ事はできませんからね。

ある程度逃げ道を塞ぐことで、相手に及ぼされる影響を最小限にする事ができるわけです。

ただ、全部塞いではいけません。

追いつめられたように感じてしまいますから、そうなったら攻撃型に転じてしまいますので、最低1個くらいは逃げ道を残してあげるのも、優しさですよ。

基本的に、何から逃げているのかががわかれば、対応は難しくありません。

コツは「責任」「恐れ」を感じさせないように、本人に気付かれないように、上手に誘導することですね

 

 

欲求型の人との付き合い方

欲求型の人とのおつきあいは、一定のレベルで満たしてあげることなのですが、それだけではダメなんですよね。

実は、しつけがいります。

 

一定のレベルでは満たしてあげると、関係性は一時的に安定しますからね。

しかし、欲求を満たす作業は、栓の抜けた風呂に湯を注ぐようなものだから、栓にあたる部分を塞ぐ作業がいるわけです。

ですので、多少しつけが必要なんですよ。

欲求というのは、本当に欲しいもので満たさないと満たされないんです。

そして、当の本人は本当に欲しいものではなく、代替え品として満たせるものを求めることが多いんです。

つまり、自分が何を求めているかわかっていない事が大半なんです。

例えば女性などは、かまってもらえたと感じる事ができればある程度満足するし、男性は、評価されたり認められると、満足する事が多いんですよね。

でも、こころの裏には満たされない寂しさが残っているんです。

この淋しさを埋め合わせないと、また欲求が出てくるわけです。

 

例えば男性などは、認められたいのに誰も認めてくれない、わかってほしいのにわかってくれないと、引きこもり、自虐的になったりします。

このような場合は、きちんと評価して、理解してあげると満足しますので、きちんと満たされるわけです。

ポイントは、こちらがいくら満足を与えるかではなく、向こうがどれだけ満足してくれるか?というところにあります。

本当に欲しいものが何かを推察する必要があるわけですね。

そこに気が付かないと、栓が抜けたお風呂と一緒になるわけです。

そして、中には攻撃しないと欲しいものがもらえないと思っている場合もあります。

 

アンパンマンのバイキンマンと同じですよね。

バイキンマンは、奪わないと手に入らないと思っているから、奪おうとするわけですからね。

実際には、みんなと仲良くすれば、欲しいものが手に入る世界なんですけどねぇ。

自分は嫌われていると思い込んでいる、その思い込みがバイキンマンの行動原理なのかもしれませんね。

 

東洋経済オンラインの記事に【炎上男子】についてのお話がありました。

人を見下して攻撃性のある男子のパターンが紹介されています。

 

1相手が話をした時に、最初に「この人は何も知らないんだな」(無知)と思い込む。

 

2「わかってないんだな」(愚か者)と思う。なんで理解してくれないんだ?!という怒り。

 

3理解してもらえないのは、きっと悪意があるからだ。「この人は自分に悪意がある」

 

という、普通では理解不明な三段論法が成立し、炎上男子になるわけです。

これは「私は彼に振られました。だから私は幸せになれません」と同じ論法で、心理学で言う論理療法(ABC理論)「間違った観念」の部分になります。

 

本当は「間違った観念」が欲求が満たされない本当の理由なんですけどねぇ。

ページ TOPへ