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心理学講座「残念さんの取扱説明書〜⑯〜」

第2章 残念さんの種類

 

 

2-5自虐型

 

⑮失敗さん

 

特徴は「期待しないでください」ということです。

 

肝心なところで必ずミスや失敗をすします。

 

要するに、期待を裏切るのがうまいわけです。

 

定期的に事故を起こしたり大ポカをやらすなど、大きな変化が起きたときは、必ず何かやらかします。

 

TVチャンピオンに出演したときののモデルさんがいい例で、期待されると必ず失敗を繰り返し、期待している人が期待しなくなるまで繰り返すんです。

 

そして「もう期待しなくなったな」と思ったところで、本領を発揮するんですよね。

 

ですので、意外と「やればできる人」が多いという面もあります。

 

 

 

この他にも、自分の生活の中で変化が起きるたびにトラブルを起こす人(子供が出来たらケガをする、事故を起こす、昇進したらトラブルを起こすなど)もいたりします。

 

 

 

実際こんな方がいました。

 

宝くじを買って、5万円あたったら原付で交通事故を起こして、治療費に5万円かかってしまいました。

 

大事に至らなかったから笑い話になるのですが、もし1000万当たっていたら、どうなっていたんでしょうねぇ。

 

 

 

このタイプの残念さんは、期待やプレッシャーがすごく苦手です。

 

一定の「いいこと」やプレッシャーがストレスとなり、それを全て「期待」ととらえてしまいます。

 

なぜなら、一度うまくいったら、次もうまくいくよね、ともっともっとと求められると思っているからです。

 

テストで一度100点をとったとき、「次も100点だよね?」といわれてプレッシャーになるわけです。

 

実際にいわれなかったとしても、「次も100点を求めてくるんだろうな」と勝手に期待を作り出す場合もあります。

 

そして、「100点を取らなければ」という期待が重くのしかかり、この重しを壊したくなるわけです。

 

 

 

他にも、楽しいことが終わるのが怖くてわざと失敗するケースなどもあります。例として、とあるゲームが好きすぎて、ラスボスは倒さずに封印した友人がいます。

 

友人曰く「ゲームを終わらせるのが淋しいから、最後の最後でクリアしない」といっておりました。

 

これがゲームだからいいのですが、仕事だったら大問題になりますよね。

 

 

 

また、うまくいった代償に何かを失うと思っている人がいたり、

 

「出る杭は打たれる」

 

という考え方から、決して出る食いにならないように必死に隠れている人など、いろいろなやり方があるわけです。

 

調子に乗ると頭をたたかれる、なんて人もいました。

 

 

 

<残念事例⑩>

 

 30歳パート女性、不倫をした夫とやり直そうと努力している。

 

 その矢先に夫は仕事を失った。現在再就職中。

 

裏切られたということへの怒りが抜けない。

 

やり直すべきかどうか。

 

 

 

この事例の場合、クライアントさんにとっては、浮気、不倫を繰り返すのではないかという不安が大きく前にでていますが、職を失うという失敗にポイントがあるわけです。

 

(無意識レベルでは)これだけ大きな失敗をしたから、もう責めないでください、という夫の無言のメッセージがあるように感じますね。

 

 

⑯自虐さん

 

特徴は「自分を傷つけたり卑下したり、愛させないという態度をとったりする」ことです。

 

失敗さんと同じで、このタイプの人は事故やトラブルが非常に多い傾向にあります。

 

恐がりさんでプレッシャーにも弱く、自己嫌悪も強いです。

 

その目的は、自虐行為そのものにあります。

 

自分自身を傷付けたり、卑下することで何かを回避しようとするわけです。

 

罪悪感をもっている人がよくしていることに「私はこれだけ自分を責めているので、私を責めないでください」というパターンに近いんですよね。

 

自分でリストカットしている人に、「さぁ、私を傷付けなさい」といって傷つける人はいないわけです。

 

 

 

「自己嫌悪」「自分がきらいです」「自分は愛されるのにふさわしくありません」を証明する行為であり、それ自体が目的でもあります。

 

 

 

ただ、依存側の自傷行為と自立側の自傷行為は、少し意味が違うんですよね。

 

それは「目的がなにか?」という部分です。

 

自傷行為をする人の中には、自分の身体に自分があるといいう実感がない。切って、見て、血が出て初めて「痛い」と感じて、今自分がここにいる、自分の魂がここにあると感じて安心する人もいます。

 

死にたいからではなく、かまってほしいから、注目をあびたいからという人もいます。

 

 

 

<残念事例⑪>

友達が自傷行為。すすめられて病み付きになった。

 やめたいしやめさせたい。

 どうすればいいか。

 

 

この場合は、友達の自傷行為をコピーしただけであって、本人のものではないんですよ。

 

友達に自傷行為を止めてほしいわけですが、なぜ友達が自傷行為をするのか、気持ちが知りたくて追体験をしたわけです。

 

追体験で何故それをするのかが明確になれば、初めて自傷行為がやめられるわけです。

 

 

⑰番外編(例外)

 

これは、本人に全く責任のないケースをいいます。

 

たとえば、身体的特徴であったり、出自であったり、本人の意思ではどうしようもないことは、残念と思う方に問題があります。

 

例えば、発達障害など病気を抱えている人ならば、コミュニケーションが基本的に違いますので、あたりまえとこちらが思っていることが、相手にとってはあたりまえでなくなりますので、コミュニケーションそのものがうまくいかなくなることが多くなりますが、これは相手の責任ではありませんよね。

 

お互いが病気のことを受け入れ、理解することで、解消は可能なんです。

 

病気であることを認めなかったり、病気のせいにして自分や誰かを攻撃するのは、自分と向き合えていない頑固、威圧タイプになりますから、この場合は残念さんになるわけです。

 

 

ただ、暴力は残念以前の問題です。

 

暴力は精神的に、こころが限界点を超えたときにふるう事が多いわけです。

限界点を超えていますので、この場合は残念と思うよりもまず自分の身の安全を最優先にすべきなんですよね。

 

DVや虐待などは、手をだした段階で関係性は終わりです。

いったん離れて、再構築しないと、ずっと続いてしまいます。

 

実際にある漫画家さんが夫のDVで離婚して、ご主人が病院に入院して、しっかりと病気を治して復縁したという話があります。

 

離れる事そのものが、治療法の一環ともいえるかもしれませんね。

 

暴力は、相手が追い詰められた結果、最後の最後に「窮鼠猫を噛む」形でふるわれます。

 

また、相手の暴力を引き出してしまうこともあります。

 

暴力をふるった方が相手が楽になると思いこみ、苦しんでいる相手を助けたいと思って、無意識的にわざと暴力をふるわせる事もあるわけです。

 

この場合は、共依存の関係性があるかもしれません。

 

暴力をふるわれることで自分が証明できる。

 

そして、暴力をふるわせることで、ネガティブの証明ができるというものです。

 

ポジティブの証明としては、暴力を振るわせることで相手のたまった怒りを解放できる。自分には存在価値があると感じてしまう事です。

 

 

 

 

 

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