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2017/1/23 IMAGINATION

どうしても忘れられないコマーシャル、皆様にはありませんか?

 
私にはあります。
 
私は関西人dネスから、当然笑えるコマーシャルもいくつか覚えているのですが、その中でも、私にとってかなりインパクトのあったコマーシャルがあります。
 
皆様は「IMAGINATION」というコマーシャルをご存知でしょうか?
 
これは2001年に公共広告機構が制作したコマーシャルなのですが、一般にはあまり放送されず、BSで放送されていたそうです。
 
この作品には、主人公に一人の男の子が登場します。
 
内容は、授業風景から始まって、先生が子供たちに、好きな生き物の絵を描かせています。
 
馬や犬、猫、クワガタなど、子供たちは思い思いの絵を描いているのですが、その中で、ある男の子が画用紙いっぱいに黒い絵を塗りたくっていたんです。
 
先生はそれを見て、不安になります。
 
そして先生は親と話をし、子どもを医者に連れていき、なんとかしようと大人たちはあれこれ考えるのですが、その男の子はひたすら黒いクレヨンで画用紙を何枚も塗り続けています。
 
そのうち男の子はクラスからいなくなりました。
 
男の子は、白い部屋で画用紙を黒く塗り続けています。
 
ある日のことです。
 
先生が、ふとその男の子の机の中にあるものを見つけました。
 
ジグソーパズルでした。
 
時を同じくして、男の子の様子を見ていた看護師が、黒く塗られていない画用紙があることを見つけました。
 
そして別の画用紙と並べてみたら繋がることに気付きます。
 
それまで男の子にかかわったすべての大人たちが、彼が書いた絵を体育館のような場所で並べていきます。
 
そこに現れたのは巨大な、等身大のクジラの絵でした。
 
そのとき、男の子は最後の一枚を塗り終わります。
 
このコマーシャルは、実話をもとに作られたものだそうで、子どもが持つ発想力、想像力の豊かさは、大人の常識の枠では推し量ることが出来ない、ということを訴えています。
 
大人にとって非常識と感じることであっても、子どもにはそこに伝えたい何かがあるわけです。
 
それは大人が持つ枠に捕らわれない、大人たちが忘れてしまった、大切なものなのかもしれませんね。
 
皆さんは、父として、母として、そして一人の大人として、子どもが持つ感受性や想像力を、どのように扱っているのでしょうか?
 
子どもがいないのであれば、皆さんのご両親やそばにいた大人たちは、あなたの持つ感性や想像力を、そのように扱ってくれていたのでしょうか?
 
そして、あなた自身は、自分の持つ感性や想像力を、今、どのように扱っているのでしょうか?
 
周りにいる人たちの感性や想像力を、今、どのように扱っているのでしょうか?
 
もし自分が不当に扱われて傷ついているのであれば、今すぐ自分の感性を認めてあげてください。
 
もし子供たちの感性や想像力を「大人の枠」に閉じこめて閉まっていたのであれば、その枠を取り除いてあげてください。
 
もしあなたが、だれかの感性や想像力を「自分の枠」で捕らえてしまって、否定したり拒絶したりしているのであれば、今すぐやめてあげてください。
 
もしあなたが、自分の、そして誰かの感性や想像力を枠にとらえることなく扱うことが出来たのであれば、あなたも、そして周りにいる人も皆、笑顔でいることが出来るでしょう。
 
思い出しながらなので少し違うかもしれませんが、このコマーシャルは、最後にこのような言葉で締めくくられています。
 
「子どもの想像力を、大人の考えで否定しないでください」
 
IMAGINATIONのムービーは、下記からご覧になれます。
 
https://www.youtube.com/watch?v=YBjjk8YMt_w
  
※このお話は、2007年09月12日に掲載されたコラムを加筆、修正したものを再掲載しております。

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