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求められる3つの能力

例えば、就職活動などで、新卒社員に求められる能力に、以下の3つがあります。

 

・バーバルコミュニケーション能力

・対人関係を構築する能力

・てきぱきと課題を遂行する能力

 

これは就職に限らず、今の社会で生活していくためには、必須のスキルと言えるかもしれません。

確かにこの3つは、とても大切なスキルなのですが、皆が同じことをして、同じようにできるわけではないんですよね。

人それぞれ、得手不得手がありますからね。

 

では、できないとどうなるのか。

できないと欠損扱いされかねない社会ですから、これがいじめにつながったり、自分をダメな人間と思いこんだりして、結果として自己肯定感が低くなってしまいます。

中には、引きこもってしまう人もいるわけです。

 

同じように、グローバル社会と呼ばれて幾久しいですが、グローバリズムに対応できる能力についても、8割の人たちは、問題なく対応できるんですよね。

しかし、1~2割の人たちは、グローバリズムに対応できず、そのこと自体が苦痛になってしまいます。

そして、対応できない人を発達障害扱いしたりして、「自分たち」と差別化を図ろうとするわけです。

 

これは、以下の二つの問題を生み出す原因にもなっています。

・ノンバーバルを読み取る力の減衰

・他を思いやる気持ちの減衰

 

求められる3つのスキルができない人や、グローバリズムに対応できない人は、ただ単に対応できないだけであって、欠陥があるわけでも問題があるわけでもありません。

逆に、3つのスキルができる人や、グローバリズムに対応できている人たちの中にも、二つの問題が内包されているのかもしれません。

 

もちろん、求められる3つのスキルができない人や、グローバリズムに対応できない人の中にも、二つの問題を抱えている人はいます。

というより、すべての人が大なり小なり二つの問題をどこかに持っているといえるでしょう。

 

以前であれば、それを「個性」として認識して受け入れていたわけですが、それを個性ではなく「障害」と認識するようになったとき、二つの問題は、より深い人間関係の溝を作ってしまうのかもしれません。

 

昔から世の中には「数の暴力」というのがあります。

数が多いほうが正しい。

数の少ないほうが間違いである。

誰もそんなことは言ってないのにね。

 

これは昔、私が通信制の大学に通っていたときの事です。

スクーリングがあり、時々大学に集まって講義を受けていたのですが、その中でグループ課題がありました。

 

私はこのグループ課題で、なかなかな経験があります。

あるときは、グループ全員に総すかんを食い、結果グループ課題にも関わらず、全部独りでまとめて、発表まで全部独りでしました。

結果は、集中攻撃ですよ(笑)

質問の時間に、質問ではなく弾劾が始まりましたからね。

なかなか楽しかったです。

 

もう一つ。

別の授業でのグループ課題では、グループとすごく和気あいあいで課題を作り上げたんです。

で、私が発表者になって発表したら、いやに別のグループの女性が噛み付いてくるわけですよ。

それこそ、途中で先生が止めようとするくらいね。

かる〜くあしらっちゃいました(笑)

私に対して、権威との葛藤をぶつけていたんでしょうねぇ。

で、問題はこの人ではなく。

この人が私に対してものをいうたびに、罵声を浴びせる男性がいたわけです。

決して私とは目を合わせようとはしない。

でも、女性が発言するたびに、すごく失礼な野次を飛ばす。

そしてまた、隠れるように目を合わせない。

 

言っておきますが、この授業に出ている人たちの多くは、産業カウンセラーを目指している人たちですからね。

 

怒りよりもあきれました(笑)

 

私は元々どこにいても異端児ですから、こんな事はなれっこですからね。

 

でも、皆と意見が違う、変わっている、個性的である、で本来済むところが、自分たちと違うことで、攻撃の対象になったり、排除の方向にいこうとする。

以前心理学講座「リーダーシップへの道」でも書きましたが、リーダーシップをとることで、ただ自分の意見を発言しただけで、攻撃の対象になったりもするわけです。

 

グローバリズムを歌いながら、「違う」ものを受け入れず、排除する。

本当のグローバリズムは「多様性を認める」事ではないかと私は感じますが、どうなのでしょうねぇ。

 

本当に求められる能力。

それは、最初に書いた3つではなく、

・  違いを認め、受け入れる能力

・  人を思いやる能力

・  信じて待つ能力

ではないかな、と私は感じます。

 

皆さんは、どう思いますか?

 

 

 

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