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心理学講座「うそという名の箱~うそつきの心理学~②」

 次に(2)のその場から逃れたいからつくうそですが、これも非常によくある話ですよね。

責任を取りたくないから、叱られたくないから、自分のせいだといわれたくないから、
とにかくこの場から開放されたいから当等、ここではさまざまな理由でうそがでてきます。

たとえば、遊んでいて家の中の何かを壊したと思ってください。

親が壊れたものを見て「誰がやったの?」と聞いてきて、素直に「自分がやりました」と答えられる人は、親のしつけがいい証拠です。

しかし、もし「○○くんがやった」とか「弟が」とか、「言い訳」をあれこれ言い始めたら、この「言い訳」がうそになる可能性があります。

親が怖くて「自分です」といったらすごく怒られる!と思ったら、正直にいえますか?


これは夫婦間でもよくおこるんですよ。

このパターンのときは、どのような状況であれ、「恐れ」の感情が基本になっています。

「怖い」から逃げたいわけです。

そして、逃げるために手段を選ばないわけですよね。



(3)のうそをついていることに本人も気づいていないうそですが、これって、意外と多いんですよ。

うそをついている本人は、自分が正しいと思い込んでいるわけです。

ですので、うそであることにも気づかないし、うそをついていることも認めないわけです。

人から「頑固な人だね」といわれたことがある人は気をつけてくださいね。

このパターンがあるかもしれませんから。

たとえば、夫がすごく不機嫌な顔をしていたとします。

妻は当然どうしたのかと思いますから「どうしたの、何かあったの?」と聞くわけです。

そして、このような時、夫の殆どは「別に」と応えるんですよね。

本音を言えば、間違いなく何かあったわけです。

でも、口から出てくることは、本音とは全く違う言葉なんですよね。

しかし、この段階では、夫は自分の本音には気がついていませんから、
自分が「別に」とうそを言っていることにも気がつかないわけです。

ここには2つのうそがあります。

一つは「自分の本音にうそをついている」

もう一つは「本当はこうして欲しい、という気持ちにもうそをついている」わけです。

人間、素直な方が幸せになれますよ。

また、思い込みによる場合もあります。

あの店はあそこにある!と思い込んでいってみたら、実は勘違いをして違う場所にあった、ということはよくあることですよね。

思い込んでいる間は、自分が間違っているとは思いませんからね。

(4)のはじめはうそをついてないつもりが、結果としてうそになってしまううそですが、これもよくある話ですよね。

たとえば、熱烈な阪神ファンが「今年こそは阪神優勝や!」といっていたとします。

これが4月の段階であれば、うそではありませんよね。

なぜなら、まだ結果が出ていないからです。

そして、十月になって阪神が優勝できなかったら、この人はうそを言ったことになります。

初期の段階では、相手の言っていることがうそかどうか、それは誰にもわからないわけです。

そして、結果として相手の言っているとおりにならなければ、それはうそと扱われてしまうわけですね。

まあ今まで4つのうそのなかでは、一番悪気がないうそかもしれませんね。


つづく

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