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リーダーシップのプロセスで一番辛い事

リーダーシップのプロセスで一番辛い事

今までいろいろなリーダーシップのお話をして、意外と知られていないのが、リーダーシップのプロセスで一番辛い事は何か、ということです。

今までお話しした中で一番辛いのは「孤独感」ですね。

それはギリシャ神話のオルフェウスのお話のように、黄泉の国から地上に向かっているいているとき、後ろに妻がついてきてくれているかどうか、すごく不安なわけです。

実際のリーダーシップのプロセスでも、前には誰もいませんし、後ろも振り返ってみたら誰もついてきてくれなかった。

これは怖いですよね。

あのキング牧師も、黒人解放運動を始めるきっかけになった最初の運動で、バスに乗らないように呼びかけたんですよね。

しかし、キング牧師は、みんながバスに乗らない運動にちゃんと賛同してくれたかどうか不安で、夜眠れなかったそうです。

そして、早朝のバス停まで見に行ったそうですからね。

 

実は、これと同じくらい、人によってはそれ以上に辛い事があります。

 

それは「待つ」事です。

 

しかも、理由も根拠もなく、ただ「信じて待つ」。

 

これはなかなか辛いですよ。

 

どんな事があっても、何が起こっても、それでも信頼して待ち続ける。

 

やってみればわかります。

本当につらいですから。

 

例を挙げると、今不幸のどん底にいるクライアントさんが目の前にいても、カウンセラーは、このクライアントさんが必ず幸せになれる、と信頼し続ける。

たとえクライアントさん自身が信じていなくても、この世の誰もが信じていなくても、自分だけは信じ続ける。

 

実は、ここが信じるポイントではないんです。

 

本当は、「信頼し続ける自分を、信頼し続ける」ことが本当に難しいんです。

 

人はまず自分から疑いますからね。

自分を信頼できない人は、人を信頼できませんからね。

 

 

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