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リアルの世界に生きている人

リアルの世界

 

皆さんはこの言葉を聞いて、どのようなイメージを持たれるでしょう。

 

私がここでお話をする「リアル」とは、現実という意味ではありません。

 

カウンセリングなどをしておりますと、たまにいるんです。

自分の思いこんだ世界を「リアル」と感じ、「真実」を一切受け入れない人。

 

本人にとっては、リアルを感じているわけですから、それは真実なんですよ。

でも、それは当の本人だけのことであって、みんなにとっての真実ではないわけです。

それだけならまだいいのですが、そのリアルを他人に押し付けて「自分が正しい」と主張するケースもあります。

もしかしたら、私もそんなことをしているときがあるかもしれません。

 

真実ではなく、リアルな世界に生きている。

これはものすごく簡単な言葉でいうと、「思い込み」や「ファンタジー」と言い換えることもできます。

ただ、当の本人にとっては「思い込み」や「ファンタジー」のほうがリアルに感じるわけですから、周りの人には理解されにくいわけです。

 

で、自分や相手が真実ではなくて、リアルの世界に生きているかどうかは、どこで見分けるのか。

 

それは、「人の振り見て我が振り直せ」のことわざにヒントがあります。

例えば、自分が時間を守らないにもかかわらず、人には時間を守れと怒る人。

自分はちゃんとできている、という「思い込み」がありますよね。

もちろん、自分ができてないことを自覚したうえで、人に対して注意、忠告をするのは問題ないわけです。

自覚なく自分のことを棚に上げること、人の振り見て我が振りを直さない人が、リアルの世界に生きている人になります。

 

実は、このリアルの世界を、真実の世界とイコールにできる人が、一般的に成功者と言われる人になります。

言い換えれば、リアルの世界を持っていることが、社会での成功者になるには必須ともいえるわけです。

 

ただし、そのためにはいくつもの条件があります。

まず、自分のリアルの世界を人に押し付けない。

自分のリアルの世界に、人を招き入れることができる人が、成功者になれます。

 

次に、周りに迷惑をかける覚悟と、すべての責任を担うことです。

責任逃れする人は論外ですし、周りに迷惑をかけてなお、皆がついていきたいと思わせるものを提供し続ける必要があるわけです。

 

実際に、リアルの世界にいて、成功者になれる人は本当に一握りでしょうね。

ほとんどの人は、リアルを押し付けて忌み嫌われるリーダーになりますから、結果としてリーダーシップに嫌悪感を持たせてしまう要因にもなるわけです。

 

救いようのないリーダーは、自分が言ったことを、全部「相手が言ったことにすり替えて」自分は正しいと、相手を威圧するリーダーです。

 

こういうリーダーは、必ずと言っていいほど、社員を「部品」としかとらえませんので、本当のブラック企業になるわけです。

 

まあ会社やリーダーに限らず、男性でも女性でもこういう人は多いですから、こういう人をパートナーに持つと大変ですよ、ほんと。

 

私の元嫁も大変だったでしょうねぇ・・・。

 

 

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