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死にたいと思う動機を心理学でみてみる1

死にたいと思う動機を心理学でみてみる


死にたいと思う事と、実際に実行する事には、大きな違いがあります。
それは、考える事と実行してみる事に大きな違いがあるのと同じですね。

自死の動機をカウンセラーの視点で分類してみると、以下のようになります。


1自立の死と依存の死
1−1依存の死
依存の死というのは、目的が「欲求を満たすため」のもので、実際に死にたいとは思っていません。
例えば、自分に注目してほしいとか、自分をみてほしいとか、かまってほしいとか、相手に対して自分に意識を向けさせるという「欲求を満たす」目的があるからです。
目的さえ果たしてしまえばいいわけですから、死ぬ必要はありませんよね。
でも、死んでしまう事もあります。
それは「加減を間違えたとき」です。
欲求さえ満たせばそれでいいはずなのに、ちょっとやりすぎてしまって結果死んでしまう、という事があるわけです。

実際のカウンセリング事例で、クライアントさんの祖父が自殺未遂をしたのですが、状況的に自殺できないような状況での自殺だったそうです。
本人的にはすぐに発見されて助かる予定だったのでしょうが、発見されるのが遅れて、結果病院で亡くなってしまいました。

相手の注意を引きたいからといって、自殺未遂をするのはどうかと思う人もいますが、それくらい命をかけないと相手の気持ちを自分に向けられない、と思い詰めてしまった結果でもあります。


1−2自立の死
依存の死と違い、実際に自殺してしまうケースになります。
自立している状態では、誰かに相談するとか、打ち明けるという事をしません。
ですので、周りの人たちからすると、突然死を選択したように感じてしまいます。

以前事例でも紹介しましたが、本人的にはメッセージを出しているんですよね。
すごくわかりにくい形で。
でも、選択肢が「死ぬしかない」「死んで生まれ変わる事でしか、現状を打開できない」みたいな心理状況に追い込まれていて、「死」ありきの考え方になってしまうんです。
それだけ、自分に人生や未来に夢や希望が持てず、また燃え尽きてしまって今までと同じパフォーマンスが維持できない。
そう感じたときに、自立の死が忍び寄ってきます。

ずいぶん前の話ですが、とあるミュージシャンが自殺しました。
原因は失明でした。

目が見えなくなる事で楽譜が読めなくなり、今までのように作曲や音楽活動ができなくなり、精神的に追いつめられた結果だといわれています。
自分にとって一番大切なものを奪われたときなど、まさに未来に絶望してしまい、「死」と言う選択肢だけになってしまいます。

 

 

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