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愛について2

さて、愛についての事例に関するお話です。

 

例えば、親が子を愛する、というのは当然のことでもありますが、実際にはこんなことがあったりします。

 

親が喜ぶから一流大学を受けた。

 

親のために、勉強を頑張った。

 

親のために、一流会社に就職した。

 

親のために、この人と結婚した。

 

この「親のために」というのは、実は無意識下では結構あるんですよね。

 

カウンセリングでは、「親のためにしたことは、将来自分のために壊す」というのがあります。

 

親のために結婚したら、自分のために離婚する。

 

こうなるわけですよ。

 

親は、自分のかなえられなかった夢を子供に託したりするわけですが、それが子供の将来の選択を奪っていたり、子供と自分を同じものとして扱ってしまったりして、子供の人権を侵害している可能性も出てくるんですよ。

 

これが以前講座でお話しした「優しい虐待」にあたるわけです。

 

もちろんそうならない事例もたくさんあって、スポーツ界では親子二人三脚で活躍する選手もたくさんいます。

 

それは、親が子に自分の夢を押し付けているのではなく、親の夢と子の夢が、偶然一致したに過ぎないわけです。

 

つまり親の愛というのは、親の思い通りの子供でいることではなく、いつでも子供の味方でいることが、親の愛と言えるのかもしれません。

 

前回の講座で「愛は無条件である」というお話をしていますが、条件付きの愛は、愛情ではないわけです。

 

それは、子供を自分の付属物や自分の欲求を満たすためのもの、になってしまっている可能性があるわけです。

 

条件付きの愛を親から与えられた子供は、親に対して不信感を持ち、それが社会に対する不信感や、人に対する不信感として残ってしまったりします。

 

コミュニケーションが苦手だったり、社会になかなかなじめない、と感じる人たちは、もしかしたら、子供時代に、条件付きの愛を与えられたことのある人たちかもしれません。

 

で、これにはちゃんと対処方法があるそうです。

 

それは「愛され直すこと」なんだそうです。

 

友人や恋人、職場の同僚やご近所さんなど、正しい愛情をちゃんと与えられると、この部分は解消されるそうです。

 

皆さんが、正しい愛情をちゃんと人に与えることができたら、こういう人たちが幸せになれるんですよね。

 

そして、私たちカウンセラーは、正しい愛情を表現する必要があることを、再認識させられます。

 

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