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2018/10/26 正しい価値観

先日、受講生とこんな話になりました。

 

日本古来の楽器って、今では輸入禁止のパーツを使っている楽器が多いですよねぇ。

 

そうなんですよねぇ。

 

例えば、三味線なんかでも、バチが鼈甲だったり、太鼓の皮が動物(犬や猫)の皮を使っていたりしましたからね。

 

鼈甲は当然のことながら、皮は東南アジアから輸入していたのですが、動物愛護団体の運動で輸入禁止になってしまったそうですからねぇ。

 

三線も、そのほとんどが現在入手しにくい部品ばかりになっています。

 

太鼓の皮はニシキヘビなのですが、当然ワシントン条約に抵触するわけですよ。

 

で、ワシントン条約に抵触しない正規の手続きを踏んで、皮を輸入しているわけです。

 

また棹も、現在では輸入禁止や伐採禁止になった材質の木ばかりですので、これまた手に入らないわけです。

 

ですので、三線なんかは、古い三線ほど値打ちがあるときがあります。

 

私が持っている三線は、八重山黒木といわれる、三線の棹としては最高級の材質で作られているわけですが、それ以上の上質の棹となると、ほとんど手に入らないそうです。

 

例えば、古民家を解体した時に使っていた柱や梁などを譲り受けないかぎり、高級三線の棹は手に入らないんだそうで。

 

で、どれくらい高級かいうと、棹だけで軽自動車一台が軽く買える値段です(笑)

 

私が昔クラリネットをしていた時も、クラリネットの材料である木が家具などに使われてしまって、そのうち手に入らなくなる、というような話を聞きました。

 

フリマサイトなどを見ておりますと、時々原木が売っていたりします。

 

で、実をいうと、原木があっても、すぐに棹が作れる、というわけではありません。

 

まずは木を乾燥させて水分を抜かないといけませんので、その作業だけで20年以上かかるわけです。

 

初心者用の安い三線などは、手軽に手に入る材質の木でできていますし、乾燥作業などあまりしていませんから、そのうち棹が反ってしまったりするんだそうで。

 

古いものほど価値が出る。

 

ワインとか、アンティークとか、骨董品とか、古銭とか、希少価値があるものって、やっぱりそうなるわけです。

 

ブリキのおもちゃなんかも、興味がない人にとってはただのがらくたですが、ほしい人にとっては宝物、というのは、鑑定団なんかを見ていたらわかりますよね。

 

価値って、結局相対的なものであって、絶対的なものではない。

 

だとしたら、この世に一人しかいない希少価値である自分自身の価値を、なぜ人って実感しないのでしょうねぇ。

 

そして、その価値をわかってくれる人のところに、自分を持って行かないのでしょうねぇ。

 

価値の分からない人のところにいることって、骨董品にとっても、楽器にとっても、人にとってもそれは不幸なことかもしれません。

 

そして、人の価値を理解できる人こそ、自分の価値を理解できる人なのではないかな、と私は感じます。

 

正しい価値観を持つこと。

 

これは必要なことなのかもしれませんね。

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