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2015/07/07 『花』 工藤直子

読売新聞 2014年12月17日の編集手帳に、以下の記事が掲載されていました。

 

工藤直子さんに『花』という詩がある。

わたしは

わたしの人生から

出ていくことはできない

ならばここに

花を植えよう

 

◆ひとつの夢が破れたとき、人は“第二の人生”という花を植える。できれば、夢の跡から離れた場所に植えたいのが人情だろう。近くに植えて、挫折の記憶に日々新しく胸を刺されるのはつらい。まばゆい栄光の時を知る人であればなおさらである

◆その人は夢の跡に花を植えた。プロ野球DeNAで5年間にわたって裏方の用具係を務めた入来祐作さん(42)である。選手のためにボールをそろえ、ユニホームを準備し、グラウンドを整備した。かつては巨人にドラフト1位で入団した投手である

◆入来さんがソフトバンクの三軍投手コーチに就任し、指導者の道を歩むことになったという。植えたときはまさか咲くと思いもしなかった花だろう。記者会見では男泣きに泣いたと聞く

◆用具係の実人生そのままの設定で缶コーヒーのテレビCMに出たことがある。共演した宇宙人役の語りを思い出す。〈この惑星の住人の人生は一直線とは限らない〉。美しき曲線の前途に幸多かれ。

 

 

 

この記事を読んで、私はなぜか涙が出てきました。

 

自分の人生は自分のものです。

 

誰のものでもありません。

 

その人生が砂漠の人生でも、荒れ野原であっても、自分の人生は自分だけのものなんですよね。

 

 

でも、その人生をどう変えていくのか。

 

どんな世界にしていくのか。

 

その選択肢をみんなが持っています。

 

たとえ人生が荒れ野原であっても、岩がごろごろした場所でも、自分自身の選択で変えることが可能なんですよね。

 

それは文章にあるように、一輪の花を植えることかもしれない。

荒れ野原に種をまくことかもしれない。

土地を開拓し、緑を植えることかもしれない。

 

でも、その努力はいつか報われる。

私はそう信じています。

 

以前、私はクライアントさんにこう言っていました。

「私のカウンセリングは、種をまいているようなものです。

その種は、いつ芽を出すかわからない。

どんな花を咲かせるかわからない。

明日かもしれないし、3か月後かもしれない。

1年後かもしれない。

もしかしたら、芽を出さないかもしれない。

それでも、私は心に種をまきます。

だから、今は私の言っていることがわからなくてもかまわない。

いつか、芽が出たときに、そのことに気づいてくれればそれでいい」

 

そうしたら、数年ぶりにクライアントさんとお話しする機会があった時、こういわれました。

 

「あの時中原さんに言われたこと、最初は全く意味が分からなかったんですけど、今になって「ああ、このことを言っていたんだ」ってわかったんです。」

 

まさにまいた種が芽吹いた瞬間でした。

 

うれしかったですね。

今、私がまいた種はあちこちで芽吹いて、花を咲かせています。

 

「笑顔」という素敵な花をね。

 

あとは皆さんの荒れてしまった心が、花と緑で包まれる世界になるように、祈り続けます。

私がまいた種は一つではありませんからね。

 

いっぱい、いっぱい、咲きますよ。

 

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